多汗症対策には清潔もゆとりも大切

多汗症対策として根本的なものではありませんが、です。
多汗症の発汗自体は、直接臭いには結びつきにくい場合が多いものです。だからといって、汗を放置しておくと細菌と汗が混ざり合って、ワキガなどのイヤな臭いを発生させてしまう可能性があることは無視できません。もちろん、ワキガや体臭が気になる方で、多汗症ともなると、より臭気が強くなる可能性も否めません。

多汗症対策でベストな措置は、シャワーを浴びて汗を洗い流すこと。これが可能ならば、汗の臭い対策としてはほぼ完璧です。しかし、汗をかくたびにお風呂に入ることは事実上無理な話。一般的な社会生活を送る以上ほぼ不可能な話といえそうです。
そこで、汗をかいたらハンカチで拭き取る。市販の体を拭くシートを利用するなどして肌を清潔に保つことが重要になってきます。

発汗を前提に考えると、洋服についても色々と気を配りたいポイントがあります。たとえば、夏にグレーのTシャツを着ると脇汗が気になるものです。確かにその通りなのですが、気を付けなきゃと思えば思うほど汗をかいてしまうこともありそうです。

多汗症の原因として精神性の原因が大きく関わっているのではないかと言われています。
汗を気にすれば気にするほど汗をかきがちなものです。
ですから、多汗が目立たないような洋服を選び、汗をかいても平気♪と前向きに開き直ることも大切です。
例えば今まで1枚で着ていた洋服も、もう1枚重ねて着ることで汗染みが目立たなくなります。そして、目立たなくなることで精神的な余裕が生まれ、精神性発汗が少なくなることも期待できます。

多汗症対策では、汗をかくことを前提に考えなくてはなりません。肌の清潔を保ち、精神的なもゆとりを持つことは、様々な点で有効だと思います。
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Posted corand at 2008年08月20日 20:36 │多汗症対策・手術